ブツリス
「ブツリス」は物理演算を活用したテトリス風の落ち物パズルゲームです。シンプルながら奥深さがあり、大変面白いので紹介します。
基本的な説明
まず基本ルールはテトリスと同じです。ブロックを積んでいき、一列揃うと消えます。違う点は物理演算があるためブロックが斜めになったり弾かれて倒れたりする所と、一列(10ブロック)を完全に揃えなくても(9ブロックで)消える点です。また、丸いボーナスブロックみたいなものものあります。
操作はシンプルで、タップでブロックの回転、ドラッグでブロックの移動、下フリックでブロック落下。更に2本指でドラッグすると画面が斜めになってやり辛くなります(2本指でダブルタップすると戻る)
ブロックが斜めになったりして面白い!というだけではなく、列が揃って消えると残されたブロックがバラけて崩れ、それによって連鎖が起きる(8連鎖とかする)点が特に面白いです。やるとついハマってしまう感じがあります。
対戦モード
普通にやっても面白いブツリスですが、対戦モードは別次元の面白さが有るのでお勧めです。これだけで何時間か潰せるくらい楽しい。対戦モードではルールを自分で設定できるので、それによって全く雰囲気の違うゲームを楽しめます。
対戦モードというとオンライン対戦を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、ブツリスの場合は画面が左右で二分割されて、向かい合った相手と対戦する事が出来るモードになります。大きさ的にタブレットでないと厳しいです。10インチタブレットだと結構やりやすくなります。
対戦モードの特徴
対戦モードでは上フリックによってブロックを上方向に飛ばす事ができます。上に向かって飛んだブロックは画面上部を超えると相手側の画面へ行き、相手の領域へ落下します(邪魔ブロック)。邪魔ブロックは落下中の通常ブロックに接触すると跳ね返り、自分の側に帰ってきます。ブロックを相手に送る、相手から送られてきたブロックを跳ね返す、といった攻防が楽しめます。
また、対戦モードではルールの設定を変更できます。設定項目は「何列積む」「何列消す」の2つに対してそれぞれ「WIN」「LOSE」を設定できます。この設定によって全く異なる主旨の対戦モードとなるため面白いです。
対戦モードで隠された(?)ルールとして「相手のブロックを操作する」というのがあります。対戦モードでは画面が左右に分割され、片側が自分の領域になるわけですが、相手側の領域も触れば操作できてしまいます。これを「触ってOK」というルールにすると、一気にエキサイティングなゲームに早変わり!というか「友情破壊ゲーム」と化します。台パン必至です。タブレットを壊さない様にしましょう。
対戦設定の分析
対戦設定の組み方は色々あるので、それを分析していきます。まず、対戦の設定を整理します。
- 指定列積み上げると勝利(1~15)
- 指定列積み上げると敗北(1~15)
- 指定列消すと勝利(1~30)
- 指定列消すと敗北(1~30)
- 相手の領域をタッチ(OK/NG)