木酢液
木酢液は木を燃やした時に出てくる煙を冷却して液化したもので、炭焼き小屋などで作られ古くから様々な事に利用されてきました。茶褐色の酸性溶液で、有機酸に加えアルコール、カルボニル化合物、フェノール類などが含まれています。
木を焼いた匂いに近い特徴的な臭気があり、人間でも嫌う人が居ます。様々な用途で散布する事がありますが、慣れていないと強烈な匂いに感じやすいです。
木酢液には様々な種類があるため、用途に合わせて購入する必要があります。入浴剤用の木酢液は人体に触れても大丈夫な様に作られているため、最も汎用性があって便利なのでおすすめです。
用途
木酢液の用途は多岐に渡りますが、代表的な所を列挙してみます。どの用途でも「濃度」が重要で、薄め方を誤ると真逆の効果が出てしまう事もあり、注意が必要です。
- 動物忌避剤/昆虫忌避剤
- 植物活力剤(500倍噴霧)
- 土壌改良剤
- 入浴剤
- 乾燥肌/あせも/ニキビ/水虫に効果
- 消臭剤
- 殺菌剤
- 防腐剤
- 水虫治療薬
- イボの除去
- 柔軟剤
- 体臭改善(飲用)
- 石鹸シャンプー用のリンス剤
- 掃除用酸
除菌を中心に様々な用途がありますが、環境や体質によっては合わない場合もあるので、よく注意しましょう。希釈濃度や希釈方法については個別によく調べてから行って下さい。
更新日時:2017/02/05 21:03 閲覧数:32