探索装備
神社探索に行く際の装備品についてのまとめ。主に諏訪圏の神社探索を前提としているので、山の多い田舎の神社探索装備だと考えて下さい。東京の街中で稲荷を探すとなれば、また話が変わってくるでしょうから。
トレッキング装備に近い所があります。ただ、山に行くわけではないという所と、木々の間や藪に突っ込むことが結構あるといった辺りが違う点でしょうか。
身支度
装備品以前に、探索に行く前にやっておくべき事。
- 爪切り。特に足の爪は手入れしておかないと割れたりするので危険。
- 天気予報チェック。雨が降りそうな場合は雨具を強化し、替え靴下を多めに。
- 地図確認。タブレットにオフライン地図を入れたりなど。
- ストレッチ。朝、身体をほぐしてから出発する事。
- 正露丸。朝、とりあえず正露丸を飲んでおく。腹痛は厄介。
衣服
帽子
頭には帽子を被る。日除けはもちろんの事、虫などから頭部を保護するのにも役立つ。通気性の良い麦わら帽子やキャップなどが良いが、笠が最強に近い。笠は日除けの範囲が広いし、藪に突っ込む際には盾としても使る。硬さがあるので枝の直撃を受けても大丈夫。ちょっと座って休憩する時には逆さにして置いてモノを入れたりもできる。紐でしっかり固定するから脱げにくいというのもポイント。
靴
トレッキングシューズが良い。登山靴は硬く重いため軽いトレッキングには不向きで、街歩きにも向かない。ローカットかミッドカットのトレッキングシューズで、足によくフィットしたものを選ぶ。
靴の中敷きは換えを持っておくと良い。濡れてしまった場合に一時的に交換して使用したり、折り返し地点で入れ替える事でスッキリしたりする。一時的な利用に限定するなら、安いペラっとした感じのでも良い(その間に元の中敷きを乾かす)
服・下着・靴下
速乾性のもの、通気性が良いモノを選ぶ。
靴下は換えを1足か2足は持っておく。濡れた場合の穿き替えだけでなく、途中で交換すると足がスッキリして良い。
上着
寒くなった場合に備えて上着があると良い。
ズボン
伸縮性と通気性が良いモノが良い。トレッキングパンツなど。ジーンズはよくないと言われるが、防御力が高いので、ストレッチジーンズでも良いと思う(高山に登るわけでもないし)。
アームカバー
主に夏季の日焼け防止/虫除け用に。冷感タイプのモノは濡らすと涼しいのでおすすめ。
身回り品・小物類
扇子
100均などで売っている化繊で出来た扇子。暑い場合に扇いで涼むのはもちろん、羽虫を払う場合や、体についた虫を落とす場合にも使える。また木々を軽く押しのけたり、蜘蛛の巣を払うなど露払いとして使用する。スマホを見る場合の日除けなど、用途は非常に多い。
タオル
フェイスタオルを1枚以上、ハンドタオルを2枚以上は持ちたい。ハンドタオルは濡らして使う場合があるので1枚だと足りなくなるし、手を拭いたタオルで顔を拭きたくないので。
ティッシュ
何かと用途が多いティッシュ。ポケットティッシュをポケットに1つ、予備にカバンに1つ以上。またカバンの方には、箱ティッシュの中身を取り出して、ジップロックに入れておく事が多い。量はカバンの空き具合に依存。
アルコールウェットティッシュ
怪我をしたお手拭きに使ったり顔を拭いたり、怪我をした場合に綺麗にしたりと用途が広いので必ず持っておく。
風呂敷
モノを包んだり、首に巻いたり、座布団にしたり……と何かと便利なので、大風呂敷を1つ持ち歩いてる。
クリップ
中サイズのダブルクリップを3~4個持っていると便利。一時的に体に何かをぶら下げたり、何かを固定したりと活躍シーンは多い。ダブルクリップの持ち手の部分は簡単に取り外せるので、外して何かを通すといった使い方をする事も多い。
カラビナ
何かと用途の多いカラビナは何個かカバンにぶら下げてある。その割にあまり使わないので要らない装備なのかもしれない。
麻ひも
何かを縛っておきたい時に便利なので麻ひもを束ねたものを持ち歩いている。割りと使う。ビニール紐に比べて丈夫だし、滑り止め効果があるので用途が広い。
5円玉
綺麗な5円玉を2~30枚ほど持ち歩いてる。お賽銭は5円に拘る必要はないので、もっと沢山入れても良いんだけど、5円玉のデザインが大好きなのでよくお賽銭に使う。
5円玉は重曹などで洗浄した後、酢に漬けておくとピカピカになる。硬貨変造の罪になるのではないか?という人が居るが、法律の制定目的は硬貨の偽造防止などなので、検挙される可能性はない(あったとしても法律の濫用に該当するはず)。
万能ナイフ
ペンチベースの万能ナイフを持ち歩いている。ノコギリなどもついていて便利。コレとは別に50円で買った超小型の万能ナイフも持ち歩いてる。機能は少ないが、ナイフとハサミとヤスリがついていて便利で、一番使用頻度が高い。
計測機器類
地図
書き込み用に紙の地図を持っている。街歩きの場合は持たない場合も(スマホの地図で十分)
コンパス
球体の中に浮いてるタイプの小さいコンパスを所持。いつでも見られるのが大事。
単眼鏡
さっと取り出して遠方が確認できる単眼鏡は便利。携帯性も良い。倍率が高過ぎると安定して見るのが難しいので、探索用途なら7~8倍程度で十分。
街中では遠くの看板を確認したりするのに使う。また、神社らしきものを遠くから確認するのにも使える。山中ではこれから歩くコースの確認に使ったりする。
カメラ
記録用などに。場合によってはスマホのカメラで十分。ただ、せっかくなんだから綺麗に撮りたい……と思うとカメラ装備が増えていく。
GPSロガー
GPSロガーが有れば歩いた場所がわかるので、後で地図への反映などが出来て便利です。因みに私は持ってないので、タブレットのGPSログアプリで代用してます。意外と精度が良い。
スマホ・タブレット
7インチタブレットを持ち歩いている。地図などが入っている。以下のアプリを使用している。
- MyTracks
- GoogleのGPSログアプリ。動いた場所を記録してくれる。
- UnwiredMaps
- オフラインでGoogleMap(など)が見られるアプリ。表示がシンプルで見やすい。GPSで現在位置も分かる。
- 地図ロイド
- 国土地理院の地図など複数の地図が見られるアプリ。オフライン機能を始め物凄く機能が豊富。機能が豊富すぎて使いづらい感じがあるので、あんまり使っていない。むしろ家で使うことの方が多いかも。
- マップ(GoogleMap)
- 使用頻度は高くないですが、検索したり色々機能が豊富。実はマイマップの表示もできるので、諏訪神社地図を表示して確認するのに使ったりします。
- My Maps
- マイマップ用のアプリ。マップより若干使い勝手が悪い感じ。
- Googleカメラ
- パノラマ写真が綺麗に簡単に撮れる。その他、案内図を撮影して表示したり。
充電器
スマホは予備バッテリーを持っている。バッテリー交換可能な機種が減ってきているため、次の機種変後はバッテリーチャージャーを持ち歩く事になるかも。
手回しUSB発電機と充電ケーブルも持ち歩いているので、電池が切れて使用不能になる事は無い。万が一遭難しても何とかできるので、緊急時にオススメの商品。普段使いとしては疲れるので全くオススメできない。
飲食物
水筒
熱いお茶が飲みたくなるので大体持ってる。熱いお茶にする場合、種類としては「ほうじ茶」が最適。麦茶などはカテキンが入っていないため雑菌が増殖しやすいのでNG。一方で、カテキンの殺菌効果が期待できる緑茶は、長時間経つと酸化してしまうのでNGとなる。そうなると、緑茶ベースで酸化しづらいほうじ茶が良い。
夏場は冷たい飲み物も持ち歩く。熱中症予防の為に水分補給は重要。プラスチック製の折りたたみ水筒を使うと、飲み終わった後にコンパクトに収納できて良い。冷凍庫で凍らせたモノを保冷容器に入れて持ち歩く。ハイドレーションシステムが良いという話も聞く。
冷たい飲み物としては、梅酢ドリンクやリンゴ酢ドリンクにしている。酢なので腐敗に強い。
街中であれば自販機などの利用ができるので、夏場はどんどん水分を摂取する。カラビナ付きのペットボトルホルダーがあると便利。とにかく熱中症は怖い。
お弁当
保冷バッグに保冷剤を入れ、コンビニのおにぎりを2~3個くらい買って持ち運んでいる。保冷バッグは小さく折りたためるタイプで、保冷剤も小さいモノ。
街中の探索であれば、普通にお昼を食べる事もある。
おやつ
熱中症予防に塩分摂取が必要なので、それを多少は考慮する。飴、ようかん、せんべいなど。チョコレートが良いとよく言われるし、確かに美味しく体力回復に良いんだけど、熱で溶ける事が多いので選ばなくなった。
梅ぼし純はだいたい持ち歩いている。梅ぼしを濃縮乾燥させた感じの商品で「梅ぼし味」ではなく「梅ぼしそのもの」。唾液がよく出るし美味しい。
緊急用品
雨具
折りたたみ傘が便利なので必ず持つ。場所に応じてレインポンチョなども追加で持つ。荷物を覆うのに大きめのビニール袋などがあると良い。
雨具をどうするかは天気予報にもよるので、ちゃんと調べておく。
医薬品
正露丸、紫雲膏、湿布、バンドエイドなど。湿布以外は持っておきたい。特に腹痛は大変問題になるので、ちょっと腹調子が悪く感じたら正露丸を飲む。切り傷擦り傷には紫雲膏かバンドエイド。湿布はそんなに重要ではないが、薄くて持ち運びやすいので荷物に加えても良いと思う。
裁縫セット
縫い針と縫い糸。何かと用途が多いし、場合によっては医療用具として使う事もできる(とげ抜きとかにも)。