夢日記のすゝめ
Twitterで私をフォローしてる人は知っていそうですが、夢日記をよくつけています。夢日記をつける事で「夢を記憶に残しやすくなる」「明晰夢を見やすくなる」といった効果があります。この項では夢日記をつける時のやり方や注意、効果の検証などをしていきます。
夢日記の効果
メリット
夢日記をつけると、夢の内容を記憶しやすくなります。また、記憶した夢の思い出しもやりやすくなり、そこから以前の夢のつづきを見るといった効果も期待できるでしょう。
明晰夢を見やすくなるという説もあります。単に夢の記憶率が上がるからなのか、日常的に夢と向き合うからなのかはわかりません。私の場合で言うと明晰夢率はそんなに高くないですが、明晰夢を見ても記憶に残らなければ意味が無いですから、夢日記は基本になるのではないでしょうか。
デメリット
一方で、白昼夢や記憶の混乱が生じるという話があります。また、夢を見るのは浅い睡眠の時なので睡眠の質が低下するとか、本来忘れるべき物を覚えている事自体が良くないとか。
夢日記はいつでもやめられます。デメリットを認識し、日常生活や体調を注視して何か違和感があれば止めてみるというのが良いのではないでしょうか。
夢日記のつけかた
夢日記をつけるにはコツが幾つかあるので紹介します。
直ぐ記録する
夢というのは儚い記憶で、起きるとあっという間に忘れてしまいます。ですので、起きたら即座に記録する必要があります。
夢全体を記録するのではなく「夢を思い出す為の基点」を記録し、それを手がかりに夢を思い出すといった考え方が有効です。
記憶の反芻
まず、目が醒めたら直ぐに「記憶の反芻」をやりましょう。
記録方法を工夫する
直ぐ記録する為に、素早く「わずらわしくなく」記録できる方法を用意する必要があります。
- ボイスメモ:簡単で脳を使わないのでかなり良い
- 手書きメモ:簡単で書きやすい
- スマホメモ:入力するのに脳みそを使うので良くない
- パソコンメモ:パソコンの起動など手間や時間がかかるので良くない
記録する順番
まずは「頭と尻」を押さえる
即座に記録すると言っても、最初にコレがあって次にコレが……などとやっていると、その間に忘れてしまいます。
これを防ぐために、まず最初に記録すべきなのは「夢の始まりと終わり」です。ここから夢を辿る事が出来ます。
例えば「蕎麦屋でお風呂に入ってるシーンから始まる」「最後はアラビア宮殿が爆発」といった感じで、簡単に最初と最後の部分を押さえてしまうわけです。
基点を押さえる
次に夢の中で印象的だった点を記録していきます。詳細を記録する必要はありませんし、時系列でなくても良い。とにかく急いで列挙する事が重要です。
全体の流れを押さえる
頭と尻と基点を押さえたら、次は全体の流れです。頭から基点を通して尻までを並べると考えると、簡単に整理できます。「順番をつける」と言っても良いでしょう。