秋姉妹知識
秋姉妹豆知識として色々な情報を集めていたのですが「コレってもはや秋の情報であって秋姉妹とは直接関係ないよね」という状態になってしまいました。
とはいえ、秋姉妹関連の創作では役に立つのではないでしょうか。
知識一覧
自分調べ
- 「稲田姫」という鳥取の日本酒がある。稲田屋という居酒屋が提供しているので東京でも飲むことができ、最上級の「しずくどり」は吟醸香漂う非常に美味しいお酒
- 秋姉妹の神社は存在しない。博麗神社が幻想郷唯一の神社で、そこに守矢神社が加わっている。
- 穀精は収穫と共に死ぬ。そして春と共に再生するが、そのサイクルが正常に行われるよう祈願するのが正月。だから大歳神に供物を捧げる。穀物神というのは一年を通して死と再生を司っているとも言える。西洋の死神が鎌を持ってるのも同じ理由という説アリ。
- 三河弁や遠州弁ではは「~しよう」が「~しまい」と語尾変化するため「秋しまい」は「秋始めよう」や「秋しよう」という意味になるらしい
- 秋毘売神は大気津比売神と羽山戸神の娘(第六子)。古事記では秋毘売神、旧事紀では秋比女神。兄弟姉妹も田畑関連。因みに羽山戸神は山の麓を司る神。
- 豊穣の神と芋といえばハイヌウェレ型神話。大気津比売神の話もこの系統だけど、発生したものの中に芋は無し。日本に古くから有る芋は里芋くらいだけど、それも古くは主食でなかった事が伺える。薩摩芋は言わずもがなで、昆陽先生が頑張るまではあまり広まってない
- 穣子様の衣装は、足踏みワインなんじゃないかとか。裸足もそうだし、あのエプロンや装束と帽子のぶどうから。足踏み破砕は古いワイン造り手法で処女限。黒いエプロンと赤いリボン・スカートはフランスの民族衣装
- 秋津 は日本の事。日本書紀では大日本豊秋津洲(おおやまと とよあきつしま)、古事記では大倭豊秋津島(おおやまと とよあきつしま)。また天御虚空豊秋津根別(あまつみそら とよあきつねわけ)とも。
- 「秋津」はトンボの事。本州を秋津というのは神武天皇の「やまとはなお あきつのとなめせるがごとし」から。となめせる は「尻舐めせる」で交接姿勢の事。トンボを指す秋津から「あき」が派生したらしい
- 秋の語源は「空の色が清明(あきらか)な時期」「穀物等が飽き満ちる季節」「紅葉で紅(あか)い季節」などの説がある
- 秋の禾は実のついた穀物の象形で「ノ」が稲穂の先端を表す。秋は稲穂を天火で乾かしていると解釈できるとかなんとか
- 秋は英語で「fall」「autum」だが、語源は「fall of the leaf(落葉)」と「autumnus(ラテン語で『増大』=『穣り』)」なので、やっぱり秋は豊穣と落葉というお話
- 昔は秋のことは「hervest(収穫)」と呼んでる。産業革命などで農耕離れが進んだ結果として「fall」や「autum」に移行していったらしい
- 「切なくなる紅い雨」とは紅葉と落葉の事かもしれないが、雨と紅葉の関係は非常に深く、古代日本では水が紅葉を引き起こすと考えられていた
- 古今和歌集の「やよ時雨、物思ふ袖のなかりせば、木の葉の後に何を染めまし by前大僧正慈円」では「時雨が紅葉を染める」と明確になってる
- 田の神は山の神と同一で、山から来て案山子にやどり収穫と共にまた山へ帰る。カカシアゲは山へ送り出すお祭り。秋姉妹が「山の麓」に居たのはココらへんの事情かも
- 落葉は和歌において寂を表すモノとして使われるが、和歌が流行る以前は紅葉/落葉に対してそうしたイメージは無く、春の花見の対になる華やかなイベントだった模様
- 「紅葉」は秋の、「時雨」は初冬の季語。時雨と紅葉というのは秋が終わり徐々に冬へと向かいつつあるという組み合わせになる
- さつまいもが日本に入ってきたのは1600年頃で、西日本で主に栽培されていたのを青木昆陽先生が関東に広め飢饉を救った挙句に神様になって祀られ芋神とか呼ばれてる
- 千早振る~ に出てくる竜田川の近くには龍田大社があり、竜田姫(龍田比女大神)が祀られている。紅葉の女神で美しいと噂。多分、葉っぱを紅葉させる程度の能力
ある方の調べ(転載)
- 秋姉妹を祀る神社は無い(風神録にて霊夢・文撃破後「神社はうちだけじゃ無かったのかなぁ……)。ただし霊夢が知らないだけと言う可能性もあり。
- 静葉の頭のモミジは三枚で、一枚目と二枚目の色は近いが微妙に違う。紅葉、褐葉、黄葉の三種類かと思われる。
- 霖之助曰く「紅葉とは、生の象徴であった木の葉が少しずつ狂い、人間が理解できる限界点に達した時に葉の紅く染まる事である。大抵の葉は、その後自らの変化に耐えきれず落ちていってしまうが、中には完全に狂ってしまう葉も存在している。」(東方香霖堂第十一話引用)
- 幻想郷は神無月に妖怪の山が紅葉に染まる。同時期に穀物が収穫される。ちなみに秋姉妹には関係ないが霖之助から見て妖怪の山に日が沈むので、香霖堂は山の東側にある。
- 「それは秋の収穫まで外で活動していた穀物の神、穀霊が次の春の農事始めまで宿る場所が納戸だからである。ただの物置である納戸は、たちまち神聖な場所となり、その神々しさに引き戸が重く感じられるのである。」(東方香霖堂第二十三話引用) これが穣子かは不明
- AkiTubeという秋姉妹専用の動画サイトが存在する(http://jp.akitube.com/)。やや不安定で繋がらないことが多々ある。現実世界で12月に入っても日付表示は11月のまま(2009年12月25日は2009年11月55日と表記する)などの小ネタもある。
- 穣子は両方左足。 生焼き芋の香り、甘い匂いのする神様という二つ名、焼芋「スイートポテトルーム」、射命丸の発言(焼き芋屋さんだ・野国総管は偉大よねえ)などから、特に甘藷推し?ただし小粒弾は米(はたての発言「投げつける程に米が余ってるなんて…」より)
- 静葉は木を殴って葉を散らせているらしい?(文「木に暴力的に当ることで木を丸裸にするのですね」はたて「木に重い一撃与えて木の葉隠れだってさ」)
更新日時:2015/04/21 07:19 閲覧数:34