旧異記

桜の実

山桜の実を収穫したり、食べたりする方法についての注意やまとめなど。

利用例

ブランデー漬け

桜ならブランデー漬けが美味しかろうという事でブランデーに漬けてみました。甘くないチェリー酒の味をものすごくすごく濃くした感じ

ワイン漬け

ワインが余っていたのでワイン漬けにもしてみました。

収穫

収穫用具が有った方が良い。桜の実は高い位置にあるのが殆どだし、脚立に登って取るのは効率が悪い。長物の収穫用具で採っていく事でかなり集められる。また、直接手で触らない事で害虫(毛虫など)を避けられる。

桜の木には虫がいろいろ居て降ってくるため、幅広の帽子(麦わら帽子や菅笠など)を被り、肌を露出しないようにした方が良い。自分の場合は菅笠を被ってジャンパーを羽織った。嫌な虫としてはカメムシ、毛虫、蜂あたり。

共通する注意点

  • 熟した実はかなり潰れやすい
  • 茎を取ってしまうと取った所から果汁が出てしまう
  • 取れやすい部位は果実と茎の接続部と、茎と枝の接続部
  • 単純に引いても取れにくいので捻ると取りやすい

最も簡単な収穫方法。低い位置の実しか取れないので、場合によっては全然収穫できないかも。

桜の実酒手順

  1. 桜の実を収穫する
  2. 桜の実を洗う
  3. 枝を取る
  4. お酒に入れる
  5. 氷砂糖を入れる
  6. 保管(熟成)

実の色

実は 緑→黄→赤→黒 と熟していくよう。緑に近いほど酸っぱく、黒になると苦味が出てくる。赤が一番良い味なので、できれば赤を回収したい。ただ、お酒に漬けるとなると黒っぽいのも良い味なのかも。

虫食い

桜の実に穴が開いていたり凹みがあるのは、蝿が卵を産み付けていて幼虫が孵化しているため。出来るだけ避けたほうが良いけど、完全に避けるのは無理なので、あまり気にしない方が良いと思う。自分はある程度漬け込んだ所で、一度濾過した(一部の幼虫が外に出てくるので)。因みにウジは食べても健康に害はない。

虫出し

桜の実をぬるま湯の塩水に沈めておくと虫が出てきます。30分くらい置いとけば良いですね。

洗浄

桜の実をザッと水で流した後、食器洗い洗剤に漬けて洗っています。食器洗い洗剤は実は野菜等も洗えます(ちゃんと洗う対象に書いてある)。水洗い→洗剤洗い→洗剤洗い→すすぎ→すすぎ くらいで洗った後、しばらく冷流水に晒しておくと良いです。

お酒に入れる

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ホワイトリカー1.8L

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ブランデー(V.O)

ホワイトリカーにするかブランデーにするか迷ったんですが、桜の実そのものが「味が濃い」「それほど美味しい(甘い)わけじゃない」事から、ホワイトリカーに漬けると「そのまんま」な味になってしまうんじゃないか?という事でブランデー漬けにしました。でも、ホワイトリカーに漬けた方が桜の実の味が良く分かって良いかもしれないです。

私は茎は取ってから実だけ漬けてます。果汁が漏れやすいらしいですが…… 茎を外す場合、実を優しく持って、茎の部分をテコの原理的に引きながら回転させると綺麗に取れます。

氷砂糖を入れる

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氷砂糖 1kg

私は氷砂糖を後から入れてます。また氷砂糖が無い場合は先にお酒のみに漬けてから砂糖を追加すると良いようです。これには氷砂糖がどういう役割をしているかを知る必要があります。

理想的な果実酒は「果実にアルコールが吸収される→果実の成分が溶け出す→糖分で果実の成分が取り出される」という流れで出来ます。

氷砂糖を入れた場合、最初のうちは氷砂糖があまり溶けていないため、アルコールが果実に吸収されます。その後徐々に氷砂糖が溶けてきて、糖分の上がったアルコールが果実内の成分を取り出すという事になります。

普通の砂糖を入れた場合、果実にアルコールが吸収されるより先に、お酒側の糖度が上がって果実内の水分が吸いだされてしまいます。コレを防ぐため、先にアルコールのみに漬けて、後から徐々に砂糖を追加していくという事をすれば、氷砂糖と同じ様な状態にできるというわけです。


更新日時:2015/04/21 07:19 閲覧数:1