旧異記

桑の実

夏の有る日、ふと見ると桑の実がなっていました。ちょうど採りやすい位置に下がっている枝があったのでそこから集めて、桑の実酒を作りました。

収穫

桑の実は茎から外れやすく、実自体が柔らかいため道具を使った回収が難しいです。美味しいのは黒く完熟した実ですが、このレベルになると柔らかすぎて手で採集しても潰れてしまう事があります。私はティーストレーナーで回収していたんですが、やはり潰れるのは潰れてしまいました。それと桑の実は高い位置にできるため、そういう意味でも回収が大変です。枝ごと取ろうにもまばらに生えているし…… 下に網でも貼って揺すって落とすのが早いのかも。

収穫器具案

枝を切らずに桑の実を回収する器具を考えています。以下の様なポイントがあると思います。

  • 高い位置の実を取る
  • 実を潰さない
  • 連続回収できる
  • 余計なものを取らない

高い位置というのも、2~3mくらいまで伸ばしたい所ですが、そうなると正確に実を狙う事自体が難しくなってきます。実を潰さないとなると更に難しい…… 余計なモノは最悪後から除去しても良い。

コレを踏まえて、以下の案を出しています。

  • 輪っか型
  • 桜の実回収機と同様に、輪っかを引き絞って採る形式
  • 桜の実に比べ実のついてる小枝が細い、実の位置が高い、身が潰れやすい事から不向き
  • 揺さぶりキャッチ型
  • 揺さぶって実を落としてソレを籠状部分でキャッチする
  • ギロチン型・ハサミ型
  • 刃を付けてサッと実のついた小枝を切る(その後はキャッチ型)
  • 工作が難しい
  • 吸い取り型
  • 実に筒を近づけて吸い込む事で回収

更新日時:2015/04/21 07:19 閲覧数:84