仕組み・構造
色々な仕組みや構造、原理など。メモ。
- 戦うか逃げるか反応
- 恐怖などのストレス刺激を受けた際に交感神経が神経インパルスを発し、戦うか逃げるかに追い立てるような反応をする。身体反応として血管収縮、膀胱弛緩、瞳孔拡大など。
- アファーマティブ・アクション
- 弱者集団などの不利な状況に対しする優遇措置。逆差別と批判される事が多い。
- 比較優位/絶対優位
- 効率の優位性についての概念で、あらゆる項目で優位である立場であっても、劣位である側と項目について交換する事で全体の効率が上がってプラスになる。経済活動による発展の根拠になる理論。
- カクテルパーティー効果
- 雑然と会話が飛び交う中でも自分に関する話などは特異的に聞き取れる現象。脳の処理によって選別がなされる。
- マクドナルド理論
- 「実行可能な選択肢のうち最低のもの」を提案することで、他のアイデアを出しやすくする手法、理論。
- 損失回避(性)
- 利益によって生じる満足感より、損失によって生じる不満感の方が大きくなる人間心理。損失を大きく評価してしまう。
- 公正世界仮説
- 行いに対して相応な(公正な)結果が帰ってくるという世界に対する認識。認知バイアスの一種。
- サンクコスト・埋没費用
- 事業に投入済みの資金/労力のうち、事業の中止や撤退をしても戻ってこない部分。投入した時点で取り返せないため、事業撤退を検討する際には無視する必要があり「取り返そう」とするとだめな部分。
- アファーマティブ・アクション
- 弱者集団に対し経緯を鑑みて優遇措置などを施す事。底上げ。特別採用枠や試験点数の割増など。
- 返報性の原理
- 他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないと思ってしまう現象
- 一貫性の原理
- 自分の行動、発言、態度、信念などについて一貫性を保ちたいと考える現象
- カチッサー効果
- 「~なので」と理由(機能してなくても良い)を述べると要求が通りやすくなる
- オペラント条件づけ
- 行動心理学の基本になる条件付けの定義
- 学習性無力感
- 長期ストレスによりストレスから逃れる努力を行わなくなる現象
- 恐怖条件付け
- 恐怖と関係のない要素を条件付けで恐怖と結びつけ恐怖反応を引き出す
- 機能的文脈主義
- 割れ窓理論
- 割れた窓を放置しておくと治安が悪くなるという理論
- パーキンソンの凡俗法則
- 自転車置き場理論。誰でも分かる話は雑多な意見が出て迷走する
- 自己愛憤怒
- 自己愛が強い者が他者との関係において自己愛を損ぜられたと捉えて憤怒する現象
- 帰属
- 原因を何に求めるかの分類。人に求める内的帰属と環境に求める外的帰属に別れる。
- 認知バイアス
- 主観に基づく誤った統計的理解や記憶の誤りなど。
- 後知恵バイアス
- 予測困難な事でも事後に評価し始めると予測可能と思い込んだりする
- 確証バイアス
- 思い込みに合わせる形で情報を取捨選択し思い込みを強める働き
- 対応バイアス
- 他者の行動を評価する場合に内的帰属に偏る傾向
- 正常性バイアス
- 異常事態に際し正常であると思い込もうとする働き。特に日常の破壊を嫌う。
- アンカリング
- 先に出てきた数値により推測引っ張られて歪められる現象
- 保守性バイアス
- 新しい事実に対し既存の思考に固執する現象
- 一貫性バイアス
- 物事に一貫性があると思い込む
- 自己中心性バイアス
- 自己について(善し悪し共に)過大な評価をする
- 外集団同質性バイアス
- 自分の所属していない集団について単純化した認識を持ってしまう。「内集団びいき」「外集団均質性効果」
- リスキーシフト
- 集団になると過激/革新的になる現象
- コーシャスシフト
- 集団になると消極的/保守的になる現象
- 錯誤相関
- 相関がないデータに相関があると思い込んでしまう現象
- コンコルド効果
- 投資金額の損失を恐れ投資を止められずに損失が増大する現象
- 戦うか逃げるか反応
- 火事場のクソ力に該当するような反応
- XY理論
- 「人は怠ける物だ」とするX理論、「人は働く物だ」とするY理論、その中間に人間は位置するという考え方。
- 誤信念課題
- サリーとアン課題など、他者視点を理解できるかどうかをテストする問題。
- サブリミナル効果
- 知覚されない刺激によって潜在意識下に働きかける効果
- ハインリッヒの法則
- 1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する
- パレートの法則
- 経済において全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論。80:20の法則
- ハロー効果
- 対象の持つ主要な評価に引きずられ、無関係の他の評価が歪められる現象。後光効果。即断するのに有利であるため
- 説得的定義
- 相手の説得などを目的として偏った用語定義をする事
- イネーブリング
- 他者の問題を受け止めてしまい解決を遠のけてしまう行為。薬物依存患者を甘やかす、問題の尻拭いをするなど。共依存タイプ。
更新日時:2018/10/27 13:20 閲覧数:51